8/8より鼻汁あり、
8/10に37℃後半の発熱 以降熱が上がったり下がったりしていますが37℃前後〜38℃前半程度の熱がずっと持続しています。
(終日37℃程度の日もあれば終日38℃程度の日もあります 午前中は低めの場合が多いです)
クリニックにも何度も行っており、溶連菌検査は陰性、血液検査したところ白血球が12.4程度あったため抗生剤を処方され飲み切りました。抗生剤を飲み始めた翌日は熱が37℃程度までしか上がりませんでしたが翌々日に再び38℃出ました。金曜日にクリニック受診し血液検査したところ白血球8程度まで下がっていたため経過観察となりました。
連休挟んでしまったため4日経ちましたが未だ38℃の熱が出ています。顔には食事かぶれにも見えるような細かい発疹があります。身体にはありません。
機嫌は良く睡眠も食事も摂れています。まだ痰が絡んでいますが咳はそこまでしていません。
考えられる疾患やできる検査があればご教示いただけますと幸いです。
こんなに熱が続いたことがないのでとても心配です。
10ヶ月のお子さんで2週間も発熱が続くとなると、いくら機嫌や食事が良くても、やはり気になるお気持ち、よくわかります。
これまでの経過からは、最初はウイルス性の上気道炎、いわゆる風邪の範囲で始まった可能性が高いと思いますが、ここまで長引くとなると、他の可能性も慎重に考える必要が出てきます。抗生剤が一時的に効いたように見えたのにまた熱が上がってきている点や、白血球が下がってきているのに熱が完全に引かない点などを踏まえると、細菌感染に加えてウイルス感染が併発しているか、あるいはウイルス感染が長引いている可能性も考えられます。
また、発疹が出てきているとのことですが、熱が長引いたあとに発疹が出るウイルス感染、例えば突発性発疹やアデノウイルスなども、月齢的に十分あり得ます。突発性発疹は発熱のピークが数日間しっかり出ることが多いですが、経過によってはぐずりもなく淡い発疹で終わるケースもあり、一見すると「発熱が長引いた風邪+食事かぶれ」のように見えることもあります。
血液検査で白血球数が下がってきたという点は、炎症が一旦落ち着きかけている可能性を示す所見でもありますので、全身状態が安定しているのであれば、引き続き経過をみながら、今後の体温や発疹の変化をよく観察していくことが大切になります。ご両親としては「こんなに熱が続くのは初めて」という点が本当に不安かと思いますが、乳児では免疫の発達途中でいくつかの感染症が重なってしまうことも珍しくありません。
どうかお子さんの体調を引き続き注意深く見守りつつ、無理のないようにお過ごしください。