34歳バセドウ病、クレアチニン値が徐々に悪化。考えられる原因は?

34歳女性です。2023年にバセドウ病になり通院しています。
現在朝1錠のメルカゾール錠を飲んでいます。数値は安定している状態です。
今は3ヶ月おきに定期的に通院しています。

気になっていることなのですが、2023年から現在までのクレアチニン・eGFRの数値が徐々に悪くなっているのが気になっています。手元にある検査結果は少し飛んでいますが

2023年12月  CRE 0.53  eGFR 105.3
2024年4月   CRE 0.59  eGFR 93.6
2024年10月  CRE 0.63  eGFR 86.4
2025年1月   CRE 0.65  eGFR 83.5
2025年7月   CRE 0.72  eGFR 74.6

年齢とともに落ちてくるのは知っているのですがあまりに下がりすぎている気がして気になっています。ちなみに蛋白は(-)です。
Iga腎症ではないとのことで、エコーやCTでも異常はありません。今年から2ヶ月に1回の頻度で膀胱炎になっていました。膀胱も尿細胞診では異常はありませんでした。

1.膀胱炎が原因でクレアチニンが上がったりするのでしょうか?
2.原因究明となるともう腎生検しかないのでしょうか?
3.考えられる原因として何があるのでしょうか?

user Dr.ベラ

1.ありません
2.必要ありません
3.単にバセドウ病でクレアチニンが低めに出ていただけで腎機能は関係ありません。

user ニンニキニキニキ

膀胱炎は影響しませんし、正常範囲なので腎生検をやるような理由もありません。

eGFRはクレアチニン値を元にして、年齢と性別から算出される数値です。
クレアチニンは筋肉の老廃物で、血液を介して尿中に排泄されます。腎機能が低下すると血液中に残留し上昇するため、腎機能をみる指標としています。しかしながら、筋肉量の増加・採血時の脱水状態・高タンパク質食などもクレアチニン値の上昇要因となりえます。このように、腎機能以外の要因にも影響を受けますし、日内変動も8%程度あり、採血の度に一定の範囲で変動します。
腎機能の評価には、高血圧や蛋白尿の有無なども重要な指標となります。

user 腎臓屋

1 膀胱炎で腎機能障害が生じることはありません
2 eGFR高値では変動が大きくなります。蛋白尿が陰性で他の合併症がなければ大きな問題ないと思います。検尿異常がある場合は腎生検での原因検索は有用ですが、検尿異常がない場合は適応を慎重に判断する必要があります。
3 検尿異常の有無が判断に最も大切です。検尿異常があれば何らかの腎炎(バセドウ病の場合薬剤性の腎炎も懸念されます)が疑われます。検尿異常がなければ異常なしの可能性が最も高いですが、腎機能低下があると判断すれば間質性腎炎という稀な腎炎を鑑別することになります。

user 中規模都市の医師

1.膀胱炎が原因でクレアチニンが上がったりするのでしょうか?
→無いと思います。
2.原因究明となるともう腎生検しかないのでしょうか?
→現段階で行う必要は無いと思います。
3.考えられる原因として何があるのでしょうか?
→脱水、バセドウ病等が原因と思われます。
主治医に相談されながら、様子を見られて良いと思います。お大事になさってください。

user Anonymousα3

1、単なる膀胱炎では腎機能には影響しないと思います。
2、腎生検は腎機能低下の原因診断における最終的手段ですが、すぐに腎生検を考慮する必要はないことが多いと思います。
3、脱水、筋肉量の変化、甲状腺機能、薬剤などが考えられると思います。どうかお大事になさってください。

user しるふぃーゆ

クレアチニン値としては正常範囲ですので、尿検査でも異常が無いようなら、特に問題はないように思います。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。