変形性股関節症末期、激痛で階段も無理、手術までのつなぎに注射は有効?

45歳女性です。
先天性の先天性股関節症で、低身長、身体障害者4級です。
揺れながら歩行します。ここ15年程でできない事が増え出し、和式トイレ、足の爪切り、靴下を履くのは今はほぼ無理です。

今年に入りましてから、特に右側の激しい始動痛にさいなまれ、今までは階段を昇る際一段一段ではありますが自力で登れていたのに、支えてくれる人か手すりがないと登れなくなってきました。

なお、幼少の頃から積極的な治療は行っておりません。
10年前、障害者手帳を申請するため、肢体不自由者が通う、県の療育センターの整形外科医に診察してもらいました所、レントゲン画像上、変形性股関節症の末期と言われた記憶があります。

今ではたかだか片道10分の通勤時の歩行も大変おっくうで、あげく階段を登れなくなってしまい、70歳にもなる母に支えてもらうなどしており、やはりショックです。
人工関節の手術をするしかないのは重々承知していますが、転職したばかりで長期間休むわけにもいきません。

そこでご質問ですが、ペインクリニックでの注射療法には期待は持てないでしょうか。
ステロイド注射をどのぐらいの間隔で行うのか、治療費、注射はものすごく痛むのかを教えていただきたいです。
また、東北地方で変形性股関節症についてお詳しい医師はおりますでしょうか。

user 40代整形外科医

変形性股関節症の末期ということですと、将来的には人工関節が必要かと思われます。
痛みに対して鎮痛剤を服用することでも炎症が落ち着き、痛みがある程度軽減することもあります。
関節内にステロイド注射も時に行ったりもしますが、あまり頻繁には行うことは少ないかと思います。
治療費については診察料と注射の手技料、薬剤料で、そこまで高額ではありません。初診で数千円だと思います。
まずはお近くのクリニックや病院に受診し、より専門的な治療が必要ということであればその地域で股関節を専門と
している整形外科医を紹介していただけると思います。

user 宮本 浩次

ブロックでは効果は期待できないでしょう。人工関節置換術など、手術を真剣に考慮する状態だと思います。歩けなくなれば仕事どころではなくなりますよ。
人工関節置換術の必要性を認識しておきながら放置していたのですから、現状も致し方ないでしょう。

user taka991120

残念ですが末期股関節症であれば注射が効果を有することはありません。
軟骨面がほぼ消失している状況において関節内にステロイド注射を行うと関節の軟骨下骨に壊死が生じてしまうことがあります。
注射に関しては全く意義がありません。

user しがない痛みの医者

ペインクリニックの有名な医者がおります。きっと股関節の痛みの神経を高周波で焼いて、痛みを楽にしてくれるでしょう。仙台市の仙台ペインクリニックの伊達先生です。
しかし根本的な治療ではありません。いつかは手術が必要になります。手術を遅らせ楽に過ごすには
①杖の使用
②体重のコントロール
③重いもの、長距離歩行を避ける
④股関節周囲の筋力の強化
を心がけてください。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。