高校生の娘が部活(陸上)の練習中に足を痛め、CTを撮った診察の結果、舟状骨の疲労骨折(約5ミリのヒビ)と診断されました。
暫く様子を見ていますが、AskDoctorsの相談内容を読ませていただくと、非常に治りにくい骨折だと分かりました。
早く治すためには手術という選択肢もあるようですが、その場合どのような手術があるのでしょうか?
また、個人差はあるとして、手術から完治(陸上の短距離競技に参加)までどのくらいの期間を要するのでしょうか?
高校生の娘が舟状骨疲労骨折、手術の方法と競技復帰までの期間は?
足の舟状骨疲労骨折は確かに骨癒合に時間がかかりやすいです。しばしば手術が必要で、スクリュー固定、骨移植なども行うということもあります。その後超音波治療器なども使用したりします。
骨癒合がしっかりと得られるまでは軽めの練習など運動の制限も必要かと思います。
競技復帰までには個人差も大きく、数か月、半年くらいかかるということもあります。
手の舟状骨骨折は、レントゲン検査だけでは診断が難しく難治なこともあります。足の舟状骨疲労骨折は安静でよいかと思いますが。ご確認なさって下さい。
疲労骨折で軽度なら手術をしないで保存的に治療するべきでしょう。焦らずに安静にして経過観察だと思います。主治医の治療方針に従ってください。
舟状骨疲労骨折は、手術することも多いです。
ただ、まずは免荷重で管理します。
本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。
足の舟状骨疲労骨折は非常に治りにくいです。ギブスと荷重制限をかけて、3ヶ月から半年必要なことが多いですので、基本的に手術となります。ただ、部分骨折から手術なしで治せますが、それでも1ヶ月半から3ヶ月は必要と思った方が良いですね。
手術は基本的にネジを入れて固定します。ネジは生涯抜かないタイプのものを使うことが多いです。隙間が大きければ骨移植も必要になることがあります。