BEP療法で腎機能低下、1サイクル後の放射線治療への変更相談

2年前に右側精巣腫瘍(セミノーマ)と診断され摘出手術をしました。
手術後の治療はせず、3ヶ月毎の経過観察を選択しましたが、リンパ節転移(3cm)が見つかったため、BEP療法を選択しました。
現在、第1サイクルのBEP療法を始めて2週間が過ぎたところです。

かねてからシスプラチンによる腎機能悪化を心配していましたが、やはり、eGFRが60から50程度まで下がってしまい、BEP療法を継続すべきか悩んでいるところです。
そこで、質問ですが、

(1) BEP療法を1サイクル終えた後に、放射線療法に変更することは可能なものなのでしょうか?

(2) 素人考えですが、既にBEP療法を1サイクル終えているので、放射線療法単独よりも、治療成績はあがるような気がするのですが、いかがでしょうか?
逆にデメリットがございましたら教えていただけますでしょうか?

(3) 放射線療法による腎障害リスクの有無についても教えていただけると助かります。

user 研究もする呼吸器・腫瘍内科医

病状にもよりますが、放射線治療は局所療法ですので、再発に対しては通常十分ではないです。
化学療法も1コースのみであると効果を期待するのは難しいと思います。
ただeGFRは10程度は採血毎の誤差として変動しうるため本当に低下していると判断すべきものかは難しいところかもしれません。
放射線治療は腎臓自体に照射されなければ腎機能に通常影響はないです。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。