脊柱管狭窄症またはヘルニアによる、上肢両腕他痛み

症状出はじめ1か月で、朝右腕痛みで目覚めるほどとなり受診。MRIも受けて上記診断。6月末に1週間、点滴を毎日1本(30分)6日間分うち、ほかに「タリージエ2.5mg」「トアラセット」を朝夕1錠ずつ飲み、約1週間ほどで快方に向かいました。しかし、仕事で1-2週間忙しいこともあって(薬は飲み)か?翌々週末、また、右腕が朝痛みで上がらなくなり再受診。先週~今週また点滴6日間うち、現在、「タリージェ5mg」を朝夕1個、「トアラセット」を朝昼夕1個ずつ飲んでいます。しかし、ひどくはないですが、未だ上肢下肢のちょっとした部位が少しずつ痛みます。薬の副作用と思います(医師も発言)が、「1.眠気」や「2.ぼーつとした感、少しふらつき」「3.便秘ゲップ(もとより持病)が多い」です。大丈夫でしょうか?特に日常2.がつらく、また、3も下剤(コーラック系)を飲んでやっと出る状況でまたつらいです(前はマグネシウム薬で出た)。睡眠も悪いです(1があり、併用の睡眠剤も半錠にして何とか寝ている)。この先、どのような治療生活になるでしょうか。薬漬けのようで気持ちはよくないです。運動とか、姿勢、生活習慣では、どのようなことに気を付けていけばよいでしょうか?通院は続けなくても大丈夫になりますか?(再発の可能性踏まえ;(主治医にも聞きますが)

user しろくま3

首からの神経痛は、時間がかかることも多いですが次第に改善することが多い病態です。
副作用があまりに辛ければブロック注射や手術を考えることになりますが、許容範囲ならあと1ヶ月ほど経過をみてはどうかと思います。

眠気、ふらつきは薬への慣れで落ち着くこともあるとは言われています。
便秘については、スインプロイクという薬がトアラセットなどオピオイドと呼ばれる薬剤による便秘に著明に効くと言われていますので、処方をしてもらうのは良いかもしれません。

user 40代整形外科医

タリージェやトアラセットにて時々見られる副作用ですが、量が多くなってくると起こりやすいということもあります。
少し減量するのも必要かもしれません。
ただそれによって症状が強くなるということもあるので、ブロック注射など行っていただくのもよいと思います。

user ここあ

脊柱管狭窄に薬物療法は対症療法です。副作用は頑固に続きます。神経ブロック及び手術加療をご検討なさってよいかと思います。

user とある千葉の整形外科医

内服は副作用の兼ね合いと考えますが、保存治療でも改善がなければ手術も検討されると考えます。

user taka991120

繰り返す負荷や急なひねり動作による急激な椎間板内圧の上昇が原因で、椎間板の外側のドーナッツ状の組織である線維輪に亀裂が入ることで頚椎部に痛みが生じます。
椎間板内部にある髄核というジェリー状の組織が線維輪の亀裂部分から神経方向に膨隆したり飛び出したりした状態が椎間板ヘルニアです。
飛び出した椎間板組織が神経を圧迫することで頚椎部、肩甲部、上肢の神経障害症状が生じます。
脊髄本体が圧迫されている場合には下肢の神経症状も出てくることがあります。
安静や投薬、神経根ブロックなどの保存療法で症状の軽減が得られる場合の方が多いのですが、圧迫が強い場合や、神経麻痺症状が出ている場合には手術の適応となります。
一般的に3~4ヶ月程度の期間の保存療法が無効な場合には手術が選択肢となってきます。
上を向く動作(頸椎伸展)にて神経の通り道(脊柱管)が狭くなり神経を圧迫しやすくなりますので、できるだけ上を向かないようにしてください。PCやスマホの画面を長時間凝視することも悪化因子となります。
可能であれば脊椎専門の整形外科を受診してみてください。
日本脊椎脊髄病学会HP内の指導医名簿が参考になると思います。

user 工藤 宏之

何とも言えませんが、内服薬でだけではなく、ブロック注射なども検討されるのではないでしょうか

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。