垂直感染された慢性B型肝炎があり、およそ2年半前から薬を飲み始め、3ヶ月ごとに病院に通っています。3ヶ月ごとに採血、6ヶ月ごとにエコー検査を受け続けています。血液検査の結果も体調も特に異常なく、普通に生活しています。
ただし、およそ2年前に、エコー検査で胆嚢ポリープの疑いがあると言われました。ただ、数箇所の小さいもので、よく見られるコレステロールのものはずで、心配する必要はないと言われ、放置していました。
そして、今日またエコー検査を受けたところ、1箇所が増大しているように見られており、2024/2には2.3mm、2024/7には2.9mm、2025/2には4mm、2025/7現在は6.5mmがあるそうです。
先生からは、エコーの撮影角度や術者の操作で誤差があるため、これから3ヶ月後に精密検査すると言われ、今のところは心配する必要はないと言われました。しかし、いろいろ調べたところ、このように増大するものはガンなのではないかとどうしても心配になってしまい、かなり不安になってきました。
そこで質問です。
1、良性の胆嚢ポリープであっても、増大することがあるのでしょうか。
2、増大することがある場合、以上のようなスピードが普通なのでしょうか。
3、胆嚢ポリープを対象としたエコー検査の誤差は、どれほどあるのでしょうか。
4、胆嚢ポリープはB型肝炎と関連あるのでしょうか。
5、これからはまず経過観察になるかと思いますが、これ以上増大する可能性がどれくらいあるのでしょうか。
B型肝炎で通院中、胆嚢ポリープが増大。癌の可能性は?
胆嚢ポリープの増大にご不安のことと思われます。
1、良性でも増大はあり、特にコレステロールポリープでは自然変動も多く、自然消退することもあります。
2、コレステロール性でも10mm前後まで大きくなることがあります。
3、エコーの誤差は数mmあり、術者や体位で見え方が変わるため、慎重な判断が必要です。
4、B型肝炎と胆嚢ポリープの直接的な関連は一般的にはありません。
5、コレステロールポリープであれば今後さらに増大することもありますが、経過をみて判断されます。10mmを超えるようであればガンとの鑑別のために 手術が検討されることになります
1)あります。
2)それぞれに違いますので、普通がどうというのはありません。
3)どれほど、というのは難しいです。
4)ありません。
5)予想はできません。
1:増大することはあります。
2:スピードは様々です。
3:データはありません。
4:関係はありません。
5:想定は困難です。
本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。
1、良性の胆嚢ポリープであっても、増大することがあるのでしょうか。→あり得ます。
2、増大することがある場合、以上のようなスピードが普通なのでしょうか。→普通の範囲内だと考えます。
3、胆嚢ポリープを対象としたエコー検査の誤差は、どれほどあるのでしょうか。→数㎜はあると思います。
4、胆嚢ポリープはB型肝炎と関連あるのでしょうか。→あまり関連性はありません。
5、これからはまず経過観察になるかと思いますが、これ以上増大する可能性がどれくらいあるのでしょうか。→どれくらいかはわかりませんが、ポリープを経過観察していて10㎜(手術をすべき大きさ)になる方は、10~20人に1人の印象です。