睡眠時無呼吸の検査をしたところ、治療が必要とのことで、今年の1月からシーパップを使っています。半年以上シーパップを使っていますが、鼻詰まりのせいか途中で外すことが多く、毎日の平均使用時間は3時間くらいです。
今後の対策としては、睡眠時無呼吸症候群の治療用のマウスピースの作成(大学病院で型取りして作成中です。)、鼻中隔湾曲症の手術、などを予定しています。
質問は以下の通りです。
1.マウスピースが出来上がったら、マウスピースを付けた状態で、もう一度睡眠時無呼吸症候群の検査をして、改善していたらシーパップをやめようと思いますが、どうでしょうか?
2.マウスピースだけで改善しなければ、鼻中隔湾曲症の手術の後に睡眠時無呼吸症候群の検査をして、改善していたらシーパップをやめるとどうでしょうか?
3.体重は標準で、寝ている時に舌が落ちないように、舌を鍛える運動もしてます。他に、睡眠時無呼吸を根本的に治す方法はありますか?
睡眠時無呼吸のCPAP治療、マウスピースや手術で卒業できますか?
1、CPAPを導入したと言うことは、AHIの値が20以上あったので、マウスピースをつけても大幅に改善することは期待できないと思います。検査は受けてももちろんよいですね。
2、この方法はうまくいく可能性があります。
3、残念ながらありません。鼻の手術に期待です。
今後の治療計画はそれで良いと思います。改善すればCPAPはやめて良いと思います。
本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。
通常CPAPが適応になる睡眠時無呼吸症に対してはマウスピースでは不十分ですが、CPAPがどうしてもできない場合の消極的な代替治療になります。鼻が通っても無呼吸は軽減する可能性はありますが治らないです。ただCPAP装用の支障になっているのなら手術が望ましく、自覚的に楽にはなります。肥満でなっているのでなければ骨格の問題なども考えられ、根治的な方法はあまりないかもしれません。舌、口腔のトレーニングは良いですが、補足的な役割であり根本的には解決は難しいかもしれません。CPAPは止めることを考えるよりも上手く使えるような方向で考えるのが良いようには思います。