大人のりんご病、見逃せない症状と対処法
(大人)りんご病発症後、7日目の症状について
内科にて、子どものりんご病がうつったのではないかと言われ、発熱と全身の痛みが始まって今日で7日目です。
熱は微熱程度に落ち着きましたが、インフルにでもかかったような全身の関節や筋肉、目の奥の痛い感じはよくなりません。
1)全身のこの痛みは1週間経過後もふつうに続くことはありますか?
もう治っている頃と思っていたのですが、もっと長引くケースもあるのでしょうか。
2)今日になり、じんましんと思う蚊にさされたような白くてかゆい膨らみが複数個できては消える、を繰り返しています。(場所はふとももや、背中、胸元など)これはりんご病発症後にできる発疹?と考えてよいのでしょうか。かかった医師には発熱後10日から2週間くらいで発疹があるはずと聞いており、それにあたるのか気になっています。
りんご病の症状が続いているとのことで、ご心配ですね。発症から7日目の状況について、順にお話ししますね。
まず、全身の痛みについてですが、大人がりんご病にかかった場合、発熱や関節痛、筋肉痛が子どもに比べて強く出ることがあり、これらの症状が1週間以上続くことは珍しくありません。特に関節や筋肉の痛みは、免疫反応が関係しており、症状が徐々に和らぐまで数週間かかることもあります。ただし、症状が強くなる場合や回復が遅いと感じる場合は、他の可能性も視野に入れて注意深く経過を見ていく必要があります。
次に、じんましんのような症状についてですが、りんご病による発疹は、一般的に発熱後10日から2週間で現れることが多く、そのタイミングに近づいている点は一致しているように思えます。ただ、りんご病の発疹は通常、ほっぺたが赤くなる(リンゴのように見える)特徴がよく知られていますが、大人の場合には体幹や手足に広がることもあります。一方で、じんましんのように一時的に膨らんで消える症状は、りんご病特有の発疹とは少し異なる印象を受けます。免疫反応による他の皮膚症状や、別の原因による可能性も考えられるため、引き続き様子をみることが大切です。
まだ症状が続いていてお辛いと思いますが、どうか無理をせず、休息を大切にしてくださいね。お大事になさってください。
成人のりんご病では、関節痛や筋肉痛が1週間以上続くことがあります。症状が長引く場合もありますが、通常は数週間以内に改善します。じんましんのような発疹は、りんご病後期にみられる場合があり、免疫反応による可能性があります。ただし、かゆみを伴う場合は他のアレルギーや皮膚疾患の可能性も否定できません。症状が強い、悪化する場合は再度受診し、詳しく診てもらうと安心です。
1.大人の方が、かえって症状が長引いてしまうケースはありますので、もう数日かかるかもしれません。鎮痛薬を十分に使用してあげると良いと思います。カロナールは一回量15mg/kgで6時間あければ再度使用可能です。量が不十分だと効果がしっかり得られません。成人はロキソニンの併用も可能です。
2.おそらく体調不良に伴う蕁麻疹の出現ではないかと思います。特定の原因ははっきりしなくても風邪の時などはよく見られることが多いです。市販のアレグラなど使用していただいても良いでしょう。
りんご病はヒトパルボウイルスB19というウイルスの感染症です。
成人が罹患した場合には小児とは異なり、頬部が赤くなることはほぼなく、手足の発疹や、関節痛、浮腫が主症状となることがほとんどです。
ウイルス感染のため特別な治療はなく自然に治ります。通常5〜7日程度で症状は軽減してきますが、時に慢性化することがあります。慢性化した場合は3〜4週程度症状が持続することがあります。
1.お子さんのリンゴ病からの時間経過がわかりませんが、感染症全般として症状が長引くことはしばしばあります。
2.お示しの発疹は、リンゴ病の典型的な発疹とは異なるようです。出ては消えるとのことで、やはり蕁麻疹と思われます。
1.大人が子供の風邪を移されると、長引くことがあります
2.りんご病由来ではなく、体調の悪い時に出たり引いたりする蕁麻疹かと思います
りんご病の発疹は淡いレース様発疹で、ピンクっぽいまだらになります
子供がごりんご病に感染 大人の症状は?
39才男性です。
土曜日(一昨日)に子供の頬が赤くなり受診したところりんご病との診断。
自分は過去りんご病になったこはありません。
昨夜から39度を超える発熱と咳、目の奥の痛み、腰と膝の痛みがあります。先程、コロナ、インフルの検査を受けたところ陰性でした。
りんご病の症状でしょうか?
またいつまで続くことご多いでしょうか?
お子さんがりんご病と診断され、ご自身にも発熱や関節痛があるとのことですね。りんご病は「ヒトパルボウイルスB19」による感染症で、子供だけでなく大人にも感染することがあります。大人の場合、子供とは症状が少し異なり、特に関節痛や発熱が強く出ることが多いです。頬が赤くなる典型的な発疹は大人ではあまり見られず、発熱や目の奥の痛み、腰や膝などの関節痛が主な症状として現れることが一般的です。
症状は通常1週間程度で改善することが多いですが、関節痛は場合によっては数週間続くこともあります。特に疲れや免疫の状態によっては回復に時間がかかることもあるため、無理せず安静にされるのが大切です。発熱が高い間は、こまめに水分を摂り、しっかり休息をとるようにしてくださいね。
もし症状が長引いたり、関節痛が強く日常生活に支障が出るようであれば、その時は医師に相談されると良いでしょう。お辛いかと思いますが、どうぞご無理なさらずゆっくりお過ごしくださいね。お大事にしてください。
成人のりんご病 (伝染性紅斑) は小児と異なり成人では発熱, 関節痛や手指のむくみなどが主訴になることが多く, 血液検査では白血球減少や, 補体の低下などが特徴的です. また, 抗核抗体なども陽性になり, 自己免疫疾患 (膠原病) を疑われて当科に紹介になる代表的なウイルス感染症です.
発熱や血球減少は3週間程度まで続くことがあります.
関節痛は長いと年単位で続くこともあるとされ, 実際に関節リウマチ疑いでご紹介いただくことも時々あります.
国立感染症研究所のパルボウイルスのページです.
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2340-related-articles/related-articles-431/6179-dj4313.html
NHKのリアルタイムの感染症のデータです.
https://www3.nhk.or.jp/news/special/infection/dashboard/ringo.html
現在東日本を中心にりんご病が増加し, 学会などが警告を出しています.
検査は, 発症10日以降にパルボウイルスB19のIgM抗体を測定し上昇していれば確定できます (必ずしも確定させる必要はありませんが).
なお上記感染研のページでは, 検査は妊婦さんなどに限定されていると書かれていますが, 現在では一般の方も測定可能です.
りんご病はヒトパルボウイルスB19というウイルスの感染症です。
成人が罹患した場合には小児とは異なり、頬部が赤くなることはほぼなく、手足の発疹や、関節痛、浮腫が主症状となることがほとんどです。
ウイルス感染のため特別な治療はなく自然に治ります。通常5〜7日程度で症状は軽減してきますが、時に慢性化することがあります。慢性化した場合は3〜4週程度症状が持続することがあります。
りんご病の特徴は頬と上下肢に発赤がでることと、高熱にはならないことです。双子ママ様の症状とは合わないと思います。
ご心配のことと思います。
顔と腕大腿の発疹がなければちがうと思います。かぜなどでしょう。
大人のりんご病について
大人のリンゴ病の経過、発疹がリンゴ病によるものかお尋ねしたいです。
13(金)夜、頬の火照り(ほんのりピンク?程度)と耳の火照り・赤みあり
14(土)昼〜、眼から下全体的に赤みあり
盛り上がりやブツブツなどは全くなく、日焼け・雪焼け様。赤みは濃くなったり薄くなったりするが消失はしない。
15(日)顔の赤みは落ち着いてきたが、目の周り以外赤みがあるのは変わらず
16(月)顔の赤みはほぼ落ち着いてきた。
このタイミングで朝いちで皮膚科受診。
医師と話をしてる時間内でも、赤みは少し出たり引いたりしているようで、前腕の赤みも少しありリンゴ病と言われる。
この日の夜、シャワーに入ろうと服を脱いだところ、写真のような前腕内側の紅斑が両腕に出現。盛り上がりは全くなし。
17(火)朝、顔の赤みは全くなし。
腕の赤みは薄くなったように感じたが、ふと見るとまた紅斑が出ていたり薄くなったりする。
赤みが強いときはやや熱を持った感じがある。
娘が、8(日)〜頬の赤みあり、11(水)にリンゴ病と言われた為、私もリンゴ病だと思うのですが、腕の紅斑が麻疹などではないかと不安です。思い出す限り、12月3〜5日で関節痛はあったのですが、発熱や風邪症状はここ1ヶ月全くなく過ごしています。
大人のリンゴ病は非特異的な事も多いと皮膚科の医師に言われましたが、日内で紅斑が出たり消えたりする事もあるのでしょうか?
蕁麻疹?とも思ったのですが、盛り上がりは全くなく、指で押すと一時的に消失する紅斑です。痒みもたまに有りますが蕁麻疹のような痒さではないです。
長くなり読みにくいところもあるかと思いますが、この紅斑が麻疹など感染性のものでないか、リンゴ病の経過として当てはまるか、また皮膚科に罹った方がよいのか、ご助言頂けると幸いです。
ご質問ありがとうございます。状況からはりんご病なども含めて、何らかのウイルス感染に伴う皮疹(ウイルス疹)などが考えられます。水ぼうそうや風疹、麻疹などは、はっきりと原因ウイルスがわかっており、皮膚を含め典型的な症状で比較的容易に診断がつきますが、人に風邪症状を起こすウイルスは多くの種類があり、僅かの人だけに皮膚炎を起こすウイルスもいます。このような場合、かゆみも少なく、軽い皮疹が出ることが多い傾向があるとされています。皮疹が出たり引いたりを繰り返すこともあり得るかと思われます。治療は基本的には対症療法となり、かゆみが強ければかゆみ止めの飲み薬、皮疹がひどければ塗り薬での治療等が行われることがあります。ステロイドの塗布は有効と考えられます。市販のステロイドですとリンデロンVs軟膏やロコイダン軟膏、セロナ軟膏等が購入可能です。ワセリン等でこまめに保湿されるのも良いかと思います。患部を冷やした方が痒みなどは多少なりとも和らぎます。もし日に日に悪化傾向があるようですと皮膚科専門医にご相談された方が良いかと思われます。
確かにりんご病の網状紅斑に見えます。
ステロイド外用剤が効果的ですが手持ちにぬり薬はありますか。
お話の内容からすと高熱や感冒症状が無いのであれば、麻疹の可能性は低いと思います
リンゴ病の可能性が高いと思います
経過、皮疹をみると麻疹でなく、リンゴ病を疑います。
どうかお大事になさってください。
麻疹とは経過が異なります。皮疹の出方も違います・おそらくりんご病だと思います。
りんご病 大人や明確な症状のない子からの感染
3歳の子供がりんご病と診断されており、両頬が現在赤くなっています。
上の子(2年生)の学校で流行っており、上の子は明確な風邪症状はありません。
母親の私も、明確な症状はありませんが、
この状況で、家に遊びに来る祖父にウィルスを移す可能性はありますか?
その祖父は、1月に生後数ヶ月の甥っ子に会う予定があり、りんご病を移したくなくて心配しております。
潜伏期間が1週間なので、かかってしまうと丁度会う時期とかぶります。
お忙しい中恐縮ですが、アドバイスいただけるとありがたいです。
りんご病(伝染性紅斑)はパルボウイルスB19が原因で、特に子供たちの間で流行することが多い病気です。このウイルスは、発疹が出る前の潜伏期間や初期症状の時期にもっとも感染力が強いとされていますが、発疹が出てからは感染力がほとんどないと一般的に言われています。
現在の状況では、りんご病と診断されたお子さんの発疹が出ている時点での感染リスクは低いと考えられます。しかし、上のお子さんやご本人が明確な症状を示していなくても、潜伏期間中に感染している可能性がゼロではありません。そのため、ウイルスを祖父に移すリスクは完全に否定できません。
りんご病の影響は、一般的には健康な成人にとって軽微なものですが、免疫が弱い方や特定の基礎疾患を持つ方には注意が必要です。また、妊婦や乳幼児に対しては特に慎重を期すべきです。甥っ子さんが生後数ヶ月とのことなので、万が一の感染リスクを考慮するなら、祖父の訪問を少し控えていただくのも安心材料になるかもしれません。
どうか気を落とさず、ご家族皆様が健康に過ごされますように。何か他にも気になることがあれば遠慮なくご相談くださいね。お大事になさってください。
症状出現時には感染力はないので問題はないでしょう。
ただ、上のお子さん、お母さんは潜伏期間の可能性があり、この先移す可能性はあると思われます。
万全を期すのなら合わないほうがいいでしょう。
せめて風邪症状が終わって紅斑が出てからがいいです。
リンゴ病は症状が出る頃には感染性は無くなっていますので、感染させるリスクは少ないと思いますよ。お大事になさってくださいね。
リンゴ病の特徴的な症状が出たころには感染性が無くなっていますので時間が経っているなら新たに感染をさせるような可能性は低いと思います。
発熱時に感染力が強く、現在発熱がないなら、感染力は低下していると思います。ただ危険性はあるなら避けるべきと思います。
発疹などでてくるタイミングよりはそれ以前での感染リスクが高い疾患ですので祖父への感染リスクは高くないように思います。お大事にしてくださいね。
全員の方に発疹が出て診断がついているのであれば感染性はないとされていますので、年始に親戚に会うのは問題ないかと思います
リンゴ病は発疹などの症状が出るころには感染性はないと考えますので、感染のリスクは無いように思います。
頬が赤くなっている状態ではもはや感染性はありません。ご安心いただいて良いでしょう。